49日
「あ、ごめん。もうすぐ電車乗るから。また落ち着いたらメールするね」
早苗は携帯を切ると、死んでいる美佳にゆっくりと近づいた。
「ごめんね、美佳ちゃん。合コン中止になっちゃって」
申し訳なさそうに謝る早苗。
恐怖のまま死んだ美佳の形相は凄まじいものがあり、カッと見開いた目玉が半分落ちかけている。
「そうだ、お詫びにその白のワンピースあげるよ。……あ、ゴメン。もう“赤色”のワンピースか」
返事のない美佳に早苗はクスクス笑いながら声をかける。
「でもよかったね。美佳ちゃん好みのワンピースになって♪」
早苗はそれだけ言うと、カラオケルームを出ていった。
そして、歩きながら誰かに電話をかけはじめた。
早苗は携帯を切ると、死んでいる美佳にゆっくりと近づいた。
「ごめんね、美佳ちゃん。合コン中止になっちゃって」
申し訳なさそうに謝る早苗。
恐怖のまま死んだ美佳の形相は凄まじいものがあり、カッと見開いた目玉が半分落ちかけている。
「そうだ、お詫びにその白のワンピースあげるよ。……あ、ゴメン。もう“赤色”のワンピースか」
返事のない美佳に早苗はクスクス笑いながら声をかける。
「でもよかったね。美佳ちゃん好みのワンピースになって♪」
早苗はそれだけ言うと、カラオケルームを出ていった。
そして、歩きながら誰かに電話をかけはじめた。