49日
ようやく電話の向こうから声が聞こえてきた。
でも聞こえてきたのは奈津美の声ではなく、男性の声だった。
しかも、この声には聞き覚えがある。
「遠藤くん……?」
「うん」
遠藤大輔。
電話の相手は奈津美の婚約者である彼だった。
でも聞こえてきたのは奈津美の声ではなく、男性の声だった。
しかも、この声には聞き覚えがある。
「遠藤くん……?」
「うん」
遠藤大輔。
電話の相手は奈津美の婚約者である彼だった。