49日
「ああ……ゴメン。奈津美まだ寝てるんだ」


「あ、そっか。そうだよね。まだこんな時間だもんね」


言いながら麻里子はちらりと腕時計に目をやった。


時刻は朝の6時をまわったところ。


まだ寝てても不思議な時間帯じゃない。
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