49日
「なんかよくわかんないけど、俺らが3人で入ったとか言ってる」


「は? 何それ。超ウケるし! うちら3Pすると思われてんだぁ?」


「ありえないよね」


「え〜そう?」


予想外の答えに「えっ?」となる翔太。


ハルナがニヤニヤした感じで翔太を見る。


「ハルナしたことあるって言ったらひく?」


「えっ? あるの?」


「えへへ」


「えっ? えっ? あるんだ??」


「うん。あるよ。友達の女の子とふたりでね」


「マジ!?」


「興味あるの?」


「あるある!」


「そうなんだぁ。じゃあ、いまから呼んであげよっか? 来るかわかんないけど」


「えっ!? マジで!? ちょっと、ほんとお願い!」


おいおい。


こんなチャンス滅多にないぞ!


カッコ悪くてもいいから翔太は本気で頼んだ。


そんな必死な翔太の姿にハルナはクスクス笑う。


そして自分の鞄から携帯を取り出すと、友達に電話をかけた。
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