49日
一瞬、その場が静かになった。
でもすぐ、莉音が不思議そうに尋ねる。
「あの、私たちに関係のある話しって?」
犬飼は莉音に目をやり、答えた。
「もちろん。49日のことだよ」
「……!!」
莉音の表情が一瞬にして険しいものになる。
それには犬飼も気付いていたが、かまわず話しを続けた。
「実はこの前……渡瀬と話してたんだけど、俺たち49日のこと調べてみようと思うんだ」
「えっ? 49日を調べる?」
「ああ。みんなももうわかってるだろ。いま起きてることが偶然じゃないことくらい」
「……」
反論……する者はいなかった。
でもすぐ、莉音が不思議そうに尋ねる。
「あの、私たちに関係のある話しって?」
犬飼は莉音に目をやり、答えた。
「もちろん。49日のことだよ」
「……!!」
莉音の表情が一瞬にして険しいものになる。
それには犬飼も気付いていたが、かまわず話しを続けた。
「実はこの前……渡瀬と話してたんだけど、俺たち49日のこと調べてみようと思うんだ」
「えっ? 49日を調べる?」
「ああ。みんなももうわかってるだろ。いま起きてることが偶然じゃないことくらい」
「……」
反論……する者はいなかった。