49日
全員の緊張が高まる。
麻里子がゆっくりとロウソクに火をつけると、いまにも消えそうな炎がゆらゆらと揺れていた。
そして、最後にもう一度、15回目のバースデーソングが歌われる……
これがラスト。
ひんやりとした空気が肌をなぞる。
もう麻里子の耳にはその歌声しか聞こえてこない。
このあと本当に何か起こるのだろうか?
不安と恐怖で誰もがそわそわしている。
言葉にできない嫌な予感は、消えるどころかさっきよりも色濃くなっていた。
そして……
最後の歌が終わる。
麻里子がゆっくりとロウソクに火をつけると、いまにも消えそうな炎がゆらゆらと揺れていた。
そして、最後にもう一度、15回目のバースデーソングが歌われる……
これがラスト。
ひんやりとした空気が肌をなぞる。
もう麻里子の耳にはその歌声しか聞こえてこない。
このあと本当に何か起こるのだろうか?
不安と恐怖で誰もがそわそわしている。
言葉にできない嫌な予感は、消えるどころかさっきよりも色濃くなっていた。
そして……
最後の歌が終わる。