49日
ミツルが隣に目を向けると早苗は薄ら笑みを浮かべていた。
常識では考えられない言葉を発する早苗にミツルは恐怖さえ感じる。
だが早苗はクイズの答えを待つ子供みたいに目を輝かせていた。
「ねえ、早く誰かひとり答えてよ」
急かすように声をかけてくる早苗。
「ねえってば」
うるせえ。
黙れ。
心のなかでそう思うミツル。
だが早苗はその場の空気などおかまいなしで続ける。
「もう! まだ考え中? しょうがない。だったら私から言っちゃおうかな♪」
その脳天気な態度がイラつく。
なんなんだコイツは……!
常識では考えられない言葉を発する早苗にミツルは恐怖さえ感じる。
だが早苗はクイズの答えを待つ子供みたいに目を輝かせていた。
「ねえ、早く誰かひとり答えてよ」
急かすように声をかけてくる早苗。
「ねえってば」
うるせえ。
黙れ。
心のなかでそう思うミツル。
だが早苗はその場の空気などおかまいなしで続ける。
「もう! まだ考え中? しょうがない。だったら私から言っちゃおうかな♪」
その脳天気な態度がイラつく。
なんなんだコイツは……!