期間限定彼氏様!?
「うん。実は俺、ずっと実優のことが好きだったんだ」



―え!?!?


思いがけない言葉にあたしは驚く。


「覚えてないかな?前に俺が怪我した時…」





『いって~!』

『大丈夫?ひじ、擦りむいてるよ?はい。ばんそうこう?』


『え?ありがと』





「俺、メッチャ嬉しくて、あの日からお前ばっか目で追うようになってた!」



陽クン、ありがとう。

気持ちは凄く嬉しい…

でもね?


「ごめんなさい!!あたし…ヤッパリ、藍が大好きなの」




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