。切なぃ。*story*
私は中1になったばっかり。


    <実香ちゃん好きな人ぉる~?>

仲良しの憂ちゃんだ。

「ぉらんわぁ!憂ちゃんわぁ?協力するけん教えてw」



         <桜木勇心 っちいう人w知ってる~?>



 「あぁ!知ってるわぁ!カッパに似ちょんやろぉ~?笑」

     <似ちょん②~~!!好きな人ぉるか聞いてくれんっ?>
「まかせてぇ~w」

そう言って私はまだ勇心と話したことなかったけど協力だし仕方ないっかぁ!


勇心を探していると視界にカッパっぽぃ奴が・・・・!


     ・・・・勇心だ!

「ちゃぁ~!勇心くんやろ~?ぁんさぁ好きな人ぉるけい?」

<ちゃぁ~!笑・・・つか、ぉ前 誰けい~!?笑>
(うわ!勇心っちノリいいんやぁ!面白いし~!)
「まぁそれゎいいとして・・・ぉる?」

<ぉらぁんwわかった!お前、山西やろ~?>

「嘘や!おるやろ?  ・・・そうそう!よくわかったな!」

<ぉるけど教えんよ? だって制服に書いちょんし笑 バカやろ>

「教えて!教えてくれるまで毎日、聞きにくるけん!カッパにいわれたくね~」
 
<絶対むりぃ~!聞きにこんでください笑  はぁ?俺カッパなん?笑>


これが勇心と私の初めての会話。

         初めての会話とゎ思えないくらいフレンドリーな会話。



きっとこの時から私は勇心を好きだった。

気付かないフリしてたんだ。



 憂ちゃんがぃたから。大好きな友達の好きな人を好きになるって最低でしょ?


そんな最低な自分を認めたくなかったんやろぉな~。


   それが一番、最低だっつ~の。
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