♂AND♀ANDワン?![完]
「あはは…斗真さんって
本当にマコちゃんが好きなんですね?」
「まあね♪マコは俺の
妹みたいなもんだ!
本当にかわいいしよー」
すると彼女は暗い顔になる。
「どうした?」
「あたしは…そんなに
家族に大切にされた事ないです
…同じマコなのに
全然違いますね…」
「そんな事ねえよ!麻知子
だってかわいいから。」
そう言って俺は彼女が
二つに結んでたゴムを外し眼鏡を取り前髪をあげた。
「ほら…こうすればかわいー♪」
そう言ってニコリと笑う。
…って俺何してんだ?!?!
気付いてからじゃ
遅かった…
彼女は顔を真っ赤にさせて下を向く…
そんな彼女がかわいくて…
そっとキスをした。