HAPPY DAYS
毅 DAYS 16
さて、純がいなくなった事を、どう話すべきか。
とにかく昼飯を買って行くのが先決だ。
コンビニで適当に見繕って、病室に戻ると、カーテンの引かれたベットの脇に座っている瀧澤がいた。
瀧澤のお母さんは眠っている。
初めて見たが瀧澤に良く似た寝顔だった。
「悪いから廊下にいるよ」
「待って。母も寝たし、私もここを出るから」
瀧澤はカーテンから出て来た。病室は二人部屋だったが隣は誰もいないようだった。
「廊下でなくても平気よ。ここで食べましょ。…花巻くんは?」
ほら、来た。
「純は…」
「大丈夫。分かってるから。毅くん、ありがとう。頂きます」
「…頂きます」
分かってる?分かってるにしては瀧澤は落ち着いた様子だ。
とにかく昼飯を買って行くのが先決だ。
コンビニで適当に見繕って、病室に戻ると、カーテンの引かれたベットの脇に座っている瀧澤がいた。
瀧澤のお母さんは眠っている。
初めて見たが瀧澤に良く似た寝顔だった。
「悪いから廊下にいるよ」
「待って。母も寝たし、私もここを出るから」
瀧澤はカーテンから出て来た。病室は二人部屋だったが隣は誰もいないようだった。
「廊下でなくても平気よ。ここで食べましょ。…花巻くんは?」
ほら、来た。
「純は…」
「大丈夫。分かってるから。毅くん、ありがとう。頂きます」
「…頂きます」
分かってる?分かってるにしては瀧澤は落ち着いた様子だ。