HAPPY DAYS
純 DAYS 18
毅の様子がおかしくて、
でもまぁ、仲直りは出来たんだな、と一人納得した。
瀧澤が毅を部屋に連れて行ったから、それまでは君代と二人きり。
瀧澤のうちにいるせいか、なんか微妙な感じ。
どう微妙だかを説明しづらいけど、見つめ合うのもリビングルームに咎められてしまいそうな気分。
かと言って、ほとんど拉致したみたいな連れ出し方をしたのはオレだ。
君代の傍のソファーに腰を下ろし、自分の前髪をいじる。
「…純」
君代が声をかける。ちょこっと声が震えてる。
様子がおかしい?
実はさっきから瀧澤と話してる時の君代が少し青ざめていたから、眠くなったのかなと心配していた。
「君代大丈夫?眠いの?瀧澤に部屋に連れて行ってもらうか?」
激しく震えて首を振る。
「…純は?純は眠いの?」
「そうでもねぇ」
「じゃあ、私も起きてる」
そう言って急に肩に頭をもたれ掛けて来た。
「君代…」
どうしたの?と問い掛けようと顔を覗きこんだ瞬間、
君代は強くオレを抱きしめてキスをした。
少し驚いたが、黙ってついてきた君代への気持ちが、抱きしめ返させた。
君代はさらに強く、背中に回した手をしがみつくようにしてくる。
落ち着かせたくて、少し体を離そうとしたら、突然声を出して泣き出した。
ふと顔を上げるとドアには瀧澤が腕を組んでこちらを見ていた。
でもまぁ、仲直りは出来たんだな、と一人納得した。
瀧澤が毅を部屋に連れて行ったから、それまでは君代と二人きり。
瀧澤のうちにいるせいか、なんか微妙な感じ。
どう微妙だかを説明しづらいけど、見つめ合うのもリビングルームに咎められてしまいそうな気分。
かと言って、ほとんど拉致したみたいな連れ出し方をしたのはオレだ。
君代の傍のソファーに腰を下ろし、自分の前髪をいじる。
「…純」
君代が声をかける。ちょこっと声が震えてる。
様子がおかしい?
実はさっきから瀧澤と話してる時の君代が少し青ざめていたから、眠くなったのかなと心配していた。
「君代大丈夫?眠いの?瀧澤に部屋に連れて行ってもらうか?」
激しく震えて首を振る。
「…純は?純は眠いの?」
「そうでもねぇ」
「じゃあ、私も起きてる」
そう言って急に肩に頭をもたれ掛けて来た。
「君代…」
どうしたの?と問い掛けようと顔を覗きこんだ瞬間、
君代は強くオレを抱きしめてキスをした。
少し驚いたが、黙ってついてきた君代への気持ちが、抱きしめ返させた。
君代はさらに強く、背中に回した手をしがみつくようにしてくる。
落ち着かせたくて、少し体を離そうとしたら、突然声を出して泣き出した。
ふと顔を上げるとドアには瀧澤が腕を組んでこちらを見ていた。