HAPPY DAYS
「君代ちゃん泣かしたらダメじゃない」

…以前のお姉さんぶった物言いが戻って来てイラッときた。

「君代疲れてるみたいだから、寝かせてやって。オレは毅と同じ部屋でもいいし、瀧澤さえよければこのソファーでもいいや」

「私…眠くないし…純とここで寝たい」

君代がしがみついて顔を胸に埋めた。

「君代ちゃんとガールズTalkしたかったなぁ、残念」


瀧澤はがっかりしたような様子でオレ達の顔を見ていた。
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