HAPPY DAYS
誰だって、成長する過程は失敗だってするし、
迷いもする。



純の気持ちはまだ、始まったばかりで、いつかきっと本当に好きな気持ちになれるはず。






純にそれを伝えると、純は悲しげに笑った。


「じゃあ、本当を見つけるにはいっぱい練習が必要で、オレが本当見つけるまで、こうゆう最低をし続け、人を傷つけてゆくってことか」



「傷つけるって考えはやめろよ。人を好きになって、その気持ちを受け入れられないから、傷つけられたみたいな考え、ボクはおかしいと思う。どっちも努力が足りなかったんだろうし、もっと簡単に言えば、合わなかったんだよ。」



「…うん…毅、サンキュー」



「…純?」


「なに?」


「お前、高3で初めてだったの?」


「ば…ば…馬鹿じゃね?何いってんの?」


「らいかっVirginフ〜♪」


「毅!さっきのサンキュー取り消すっ」



「おっなんか楽しそうじゃん(笑)混ぜろ〜」


ボンが入って来た。




純はやっぱり「いい経験」したと思うよ。



そのノリのまま、セッションを始めた。
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