-+- 反対派の彼・賛成派の私 -+-
 「....ん?」
 「...何でしょうか?」

メガネを掛けた男子と元気っ子ぽい男子が振り返る。

私は彼らがこっちを見ると少しおどおどした。
三雅のバカっ!普通知らない奴に軽々しく声をかける!?!?

そんな三雅は。

三「わぁっ!やっぱりカッコイイ!!あ、私、藤當 三雅って言います!もしよろしければ貴方達の名前も聞いていいですか??」

......。
何か凄い.....。

三雅がそう言うと、メガネを掛けてる方の男子が。

 「名前...ですか?別に構いませんよ??北條誌寺学園2年の柊 大和です。」

彼、柊 大和(ひいらぎ やまと)君は笑顔で言ってくれた。《以下 大 》

 「.......。」

もう1人の男子は不機嫌な顔をして何も言わない。

大「あ、彼は-・・・・。」
 「勝手に教えてんじゃねぇ。こんな奴らほっといてさっさと行くぞ、大和。こんな奴らみてぇーに俺らは暇じゃねぇんだ。」

っ.....!!
な...なんのこいつっっっ!!!
その生意気な男子の言葉に私は絶える事ができず....。

恋「あんたねっ...、さっきから聞いてれば何様よっ!!」
 「あぁ...?俺は俺だっ!!このバカ女っっっ!!!!」
三&大「.....。」
恋「っ...!!バカっていった奴がバカなのよ!!!!このバカ!!!!!」
 「んだとっ...!!!!」
< 5 / 16 >

この作品をシェア

pagetop