詩音-シオン-
蝶と蜘蛛
ひらひら舞う 紅い蝶
紅月向かい 進みゆくその姿
天から降り注ぐ その光
迷うことなく 昇っていく
美しさを みせびらかして
光は理不尽にも
美しさを嫌った
光は蜘蛛を操り
蝶の最後を決めた
見えないナイフが
蝶をとらえ 包みこむ
抵抗しても 紅く染まるだけ
蜘蛛は 蝶を 好み
二度と離すことはない
紅月向かい 進みゆくその姿
天から降り注ぐ その光
迷うことなく 昇っていく
美しさを みせびらかして
光は理不尽にも
美しさを嫌った
光は蜘蛛を操り
蝶の最後を決めた
見えないナイフが
蝶をとらえ 包みこむ
抵抗しても 紅く染まるだけ
蜘蛛は 蝶を 好み
二度と離すことはない