ねもやんな生活
これは、どこかで書いたことだと思いますが・・・実は「ギア・ドール」という作品も、最初はコメディでした。
あの頃から、実はキャラクターの大幅な変更は行っておりません。
アルクがどこか、とぼけた性格なのも、海人が、関西弁で、どこかツッコミがきつそうな性格なのも・・・ようは、コメディの余波です。
まぁ・・・キラと鈴蘭は、多少変更を行いましたが・・・^^;
だから、彼らは時々、コメディタッチの漫才のような会話をしますし・・・自分で言うのもなんですが・・・「カッコイイ」と思わせるような会話も出来ます。
ありとあらゆる作品に、私のコメディ作家としてのノウハウは生かされます。
漫画の「トライガン」でも使われた手法なのですが・・・
最初のほうにクスリと笑える仕掛けがあるからこそ・・・後々の、シリアスな展開がより光る・・・というのは、お約束です。
本気で泣きたい話を書きたければ、本気で笑える作品を書けるようにならないと、出来ない!
・・・と、私は考えています。
この二つは、表裏一体で、優秀なコメディ作家は、優秀な、シリアス作家であるとも私は見ています。
そういう意味では・・・私は軽く、帝王(名前は伏せておきますが・・)は、かなり怖い才能の持ち主だと思っています。
彼が、本気を出したとき、おそらく私のような凡人では太刀打ちできないような名作を書き上げるでしょうね・・・。
現状の私では、正直「カミレンジャー」が私の限界です。
コメディの限界は、私の、作家としての、限界を見ているようで・・・
だから、カミレンはあれほどに作品数が多く、様々なことにチャレンジしています。
コラボやったり、映画版作ったりと・・・
あれは、何よりも私の作家としての勉強なのです。