夜空の下で
彼の唇は私の頬を伝って耳にいく。
「陽菜って耳弱いんだよね…」
わざと耳元で甘い声を出して私の耳を甘噛みした。
「…っ」
恥ずかしくて声を殺す。
「そんな可愛い顔しちゃって。
…逆効果だっつーの」
月夜は首にキスをして強く私の首元を吸った。
それをいろんなところにする。
胸元ギリギリのところや肩、背中、太ももなど。
「きゃっ…月夜そこは…」
月夜は私の言葉も気にせずスカートを捲った。
真っ白のフリルの下着があらわになる。
月夜に見られるなんて…!
足を閉じようとすると月夜の手に押さえられる。
「ブラとお揃いの白いパンツとか。
…俺のこと誘ってる?」
彼の舌が足元からパンツギリギリまで伝う。
「俺以外、男に触らせないから」
そう言って太ももを吸う。
「俺だけを見て…?」
切なそうに彼は言うと、彼と私は一つになった…。