最後の着信メロディ
女~ユキさん~
なんつー自分勝手な、とは思いましたが、特に残業もなかったこともあって、私は仕事を終えると、
その足で早々にミストへやってきてしまいました。
別段、時間を指定されていたわけでもないので早く来て待っているのかと思いましたが、
あのマキトがそんなマメなわけありませんでした。周りにも見当たらなければ来る気配もありません。
携帯は繋がらないし、早く来いとメールだけして、時間つぶしに店内に入ったのがさっきです。
「ほんと久しぶりー!すっかりOLさんみたいになっちゃってー!」
そう言いながらぽんぽんと頭を叩かれました。
「みたいじゃなくて正真正銘のOL二年目ですよ!」
私が膨れてみせると、ユキさんは愉快そうに笑ってなおも私の頭をぽんぽんし続けます。
その足で早々にミストへやってきてしまいました。
別段、時間を指定されていたわけでもないので早く来て待っているのかと思いましたが、
あのマキトがそんなマメなわけありませんでした。周りにも見当たらなければ来る気配もありません。
携帯は繋がらないし、早く来いとメールだけして、時間つぶしに店内に入ったのがさっきです。
「ほんと久しぶりー!すっかりOLさんみたいになっちゃってー!」
そう言いながらぽんぽんと頭を叩かれました。
「みたいじゃなくて正真正銘のOL二年目ですよ!」
私が膨れてみせると、ユキさんは愉快そうに笑ってなおも私の頭をぽんぽんし続けます。