最後の着信メロディ
19時09分
「!?」
ガタン、と音をたて、私は思わず立ち上がってしまいました。
「あ、あの、お客様?」
ちょうどその時、前菜を持ったウェイターがやってきて私の視界をさえぎります。
「あ、すいません」
「いえ、こちらアンティパストの…」
私が腰掛けると、すかさず手に持った皿を私とソウタロウさんの前に置いて、説明します。
「ごゆっくりどうぞ」
そう言って、ウェイターが去った後、私は、ふと隣のテーブルを見ます。
「!?」
今度は辛うじて立ち上がりませんでした。声もなんとか出さずにこらえました。
その代わり、眼球が飛び出すんじゃないかと思うくらい、一瞬目の前の光景に目を見開きました。
ガタン、と音をたて、私は思わず立ち上がってしまいました。
「あ、あの、お客様?」
ちょうどその時、前菜を持ったウェイターがやってきて私の視界をさえぎります。
「あ、すいません」
「いえ、こちらアンティパストの…」
私が腰掛けると、すかさず手に持った皿を私とソウタロウさんの前に置いて、説明します。
「ごゆっくりどうぞ」
そう言って、ウェイターが去った後、私は、ふと隣のテーブルを見ます。
「!?」
今度は辛うじて立ち上がりませんでした。声もなんとか出さずにこらえました。
その代わり、眼球が飛び出すんじゃないかと思うくらい、一瞬目の前の光景に目を見開きました。