最後の着信メロディ
23時18分
なんとかたどり着く前に、左に曲がって公園の中を見回しましたが、誰一人そこにはいませんでした。
ほとんど倒れこむように、私は自分の部屋に入りました。
靴とストッキングを脱ぎ散らかし、スーツのままベッドへ身を投げました。
混濁する意識の中で、懐かしい音が聞こえます。
それは、あの着信メロディ、マキトが私のために作ってくれたあのメロディです。
ほとんど倒れこむように、私は自分の部屋に入りました。
靴とストッキングを脱ぎ散らかし、スーツのままベッドへ身を投げました。
混濁する意識の中で、懐かしい音が聞こえます。
それは、あの着信メロディ、マキトが私のために作ってくれたあのメロディです。