最後の着信メロディ
23時30分に始まる旅
「あ、ゴメンねミヨちゃん。寝てた?」
「あ、いえ、大丈夫です」
実際一瞬とは言え眠っていたのでウソですが、そんなことをどうこう言っている場合でもありません。
「ゴメンね、ちょっと昨日のことが気になっちゃってさ」
「昨日の、こと?」
「ミヨちゃんうちの店から飛び出すときにいってたじゃない、マキトに問い詰めてみるとかなんとか」
「あー、多分言ってましたね」
ぼんやりとした記憶の中から、該当する部分をなんとか探り当てて、曖昧に答えます。
「あの時、ミヨちゃん携帯がどうとかも言ってたよね、それで携帯を見て飛び出してった」
「はぁ、そうでした…っけ?」
自分の記憶に自信がない…どうしてかわからないけど、答えることで不安がどんどん大きくなっていく気がしました。
「あ、いえ、大丈夫です」
実際一瞬とは言え眠っていたのでウソですが、そんなことをどうこう言っている場合でもありません。
「ゴメンね、ちょっと昨日のことが気になっちゃってさ」
「昨日の、こと?」
「ミヨちゃんうちの店から飛び出すときにいってたじゃない、マキトに問い詰めてみるとかなんとか」
「あー、多分言ってましたね」
ぼんやりとした記憶の中から、該当する部分をなんとか探り当てて、曖昧に答えます。
「あの時、ミヨちゃん携帯がどうとかも言ってたよね、それで携帯を見て飛び出してった」
「はぁ、そうでした…っけ?」
自分の記憶に自信がない…どうしてかわからないけど、答えることで不安がどんどん大きくなっていく気がしました。