【超短編】虹だよ。
No.1
雨上がり。


この前・・・私は、少しデートの時間に遅れてきた。




そう、拗ねると君は、私の大事なものを隠す。

でも、いつも決まった場所。

だから、さきにいってみた。

夕日が沈んでいる。

私の影が伸びた頃。

君が来た。

少しびっくりしている君。

そしたら急に口を尖らせた。

「バカ。」
「・・・ごめん。」

「ん。じゃ、こっち来て。」
「・・・。」
恐る恐る君に近づく。
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