0度の恋
一章★ となり
雲1つもない、すっきりとした青空。
昨日すごく降った雪が、キラキラと溶け始める。
私はブーツをはき、家を出た。
家の前には、親友の美月が寒いッといいながら私を待っていた。
ガチャ。
美月はドアが閉まる音に気づいた。
「莉香―!遅いよ―!」
こごえた声で怒る美月。
「ごめん!早く学校行こ!」
美月はこくんとうなずき、滑らないように早歩きで、学校へと向かった。
中靴に取り替えてるとき。
「あ―!!今日席替えぢゃん!」
美月がいきなり大声で叫んだ。
私はすごくびっくりして、中靴を落としてしまった。
「あ~…。靴が汚れた~。美月うるさいよ…。」
私は落とした中靴をとりながら美月をしかる。
「あ、ごめん!でも楽しみだね。」
「うん。」
そういえば、今日席替えだったんだ。
すっかり忘れてた…。
私はちょっとがっかりしながら、教室へ向かう。
また近くだといいなぁ…。
教室へ入ると、黒板に座席表が貼ってあった。
「…近い席だといいね。」
「うん…。」
…私の席は…。
真ん中の2番目か。
となりは?
私が横に目をむけて見た名前。
昨日すごく降った雪が、キラキラと溶け始める。
私はブーツをはき、家を出た。
家の前には、親友の美月が寒いッといいながら私を待っていた。
ガチャ。
美月はドアが閉まる音に気づいた。
「莉香―!遅いよ―!」
こごえた声で怒る美月。
「ごめん!早く学校行こ!」
美月はこくんとうなずき、滑らないように早歩きで、学校へと向かった。
中靴に取り替えてるとき。
「あ―!!今日席替えぢゃん!」
美月がいきなり大声で叫んだ。
私はすごくびっくりして、中靴を落としてしまった。
「あ~…。靴が汚れた~。美月うるさいよ…。」
私は落とした中靴をとりながら美月をしかる。
「あ、ごめん!でも楽しみだね。」
「うん。」
そういえば、今日席替えだったんだ。
すっかり忘れてた…。
私はちょっとがっかりしながら、教室へ向かう。
また近くだといいなぁ…。
教室へ入ると、黒板に座席表が貼ってあった。
「…近い席だといいね。」
「うん…。」
…私の席は…。
真ん中の2番目か。
となりは?
私が横に目をむけて見た名前。