僕らの空





「君だ。私は君だ」

彼の言っている事が分からなくて
僕は首を傾げた。

「望みは僕には叶えられない」

「本当かな」

彼は指を鳴らした。
小気味良いリズムと共に
僕の前に光が現れた。





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