私13、君16。
クラス表を見に行くと
私は1年3組だった。
裕志と一緒のクラス・・・ま、いっか。
-給食時間-
「あー、お腹すいたぁ」
「美紀って結構大食い?」
この子は今日出来たお友達。
鈴宮結衣(すずみやゆい)13歳。
「ねぇ美紀、春花いい所知ってるよ」
そしてこの子も今日出来たお友達。
野口春花(のぐちはるか)13歳。
「本当!?じゃあそこでお弁当食べよ!」
「うん」
「ここいいね~♪」
「でしょっ!だって春花、入学式のとき学校探検したもん」
ガヤガャ
「修、お前やっぱおもしろいわ」
誰だろ?
「あ」
目が合った。
私は思わず声を出してしまった。
そこにいたのは、
なんと今朝ぶつかった男の人だった!
「何?美紀知ってる人?」
「超イケメンじゃん!!」
2人の言葉なんて右から左だった。
「美紀ちゃん」
名前を呼ばれた。
「は、はい!」
「美紀ちゃん今日俺にぶつかったときタオル、落としたでしょ?」
「ありがとうございます!」
コレが私とあなたとの恋はコレが始まりだった。