双子クンとメガネっ娘

「お前ら二人の席はそこだから。
 わからないことは、近くの奴に聞け」

おい、佐藤!!ふざけんな!!!!だから隣の席、空いてたのかよ。
休み時間、人集まるじゃんかよ・・・。
もちろん、私には矢なんて刺さってません。

「あっ!よろしくね。自分の事も弟の事も!!」
「・・・ハイ////」

声をかけられた女子は、照れながらも返事をした。

「・・・よろしく」

私の隣の席に座った皐月ってのが、話しかけてきた。

「・・・・・」

勿論、スルー。
絡まれたりしたら、ウザいしな。
佐藤の話を聞きながら、窓の外を見ていた。
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