藍色ブリティシュ
しばらくして余裕シャクシャクな感じでプリシッラの方を見たら、なんとプリシッラは恐るべきスピードで彫っていた。
そんなこんなしている間に時間切れ。さあ2人が彫ったのを見ましょう。
ちょこん
プリシッラが彫ったものを見て私は思わず、はうあっ!!ド・メイスンと某陣営のメガネの戦士の名前に近い驚愕の感嘆詞を絶叫してしまった!
「この形は、この大きさは・・・。もっ、もっ、も~しかして~!」そう言い終るや形相を変えていた。
「そう、銭形海のヒトデ(すたっこ)を彫りましたの!」
あぁ!ヤッパリプリシッラちゃんいい娘だ~。私が大好きなヒトデを彫ってくれるなんて~。
気がつくと私は、おおおうっ。(木彫りの)ブリタニアのヒトデ・・・、キターッ!!!心から叫び彼女が彫ったヒトデを抱き締めていた。それから何十分かしてようやく我に返りゲヴェールの彫刻を見た。彼もヒトデを彫ったと思いきや、星だったのだ!!
それを知った私の怒りの炎は紅蓮に燃え、絶対零度の柩に入れたい気持だった。
しかしそんな気持を全力で押し殺し
「虫酸が走るわ!!戯けめ!!!つか星をヒトデと偽った行いは許されるものじゃない!そうとも、万死に値する!!!(ヴァーチェのアーマーをパージしナドレを見せれそうな気がした)」
と彼の彫刻を放り投げた。もちろん文句を言ったがそんなのお構いなし!!ガンドの連射と強力な魔法のカーニバルで返したら自然とスッキリした。


< 9 / 30 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop