俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
「田所さんに何か用かな?」
ニコニコ笑いながらこっちに向かってくる冬夜。
その笑顔が恐ろしいと感じるのは私だけなのかどうなのか…
「え?あっ…用事というか…」
冬夜は私の所まで来ると、グイッと私の肩を抱き寄せた。
え?えぇ!?何!?/////
突然のことでパニックになる私。
「言っとくけど俺が田所さんの彼氏だから、もし好きなら俺と勝負してね?無理なら悪いけど諦めてもらえないかな?」
そう言ってニコッと笑い、お決まりの王子様スマイルを本田君に向ける。
この笑顔に何人の人が騙されていることか…