俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
「でっでもセリフないと意味ないんじゃ…!!」
「そんなの心配いらないわよ。ね?」
「あ、まぁ、ステージ裏からカンペ出すからセリフに関しては問題ないけど。」
「えぇ!?だからって…!!」
「それに!!」
真理が私の耳元で言う。
「冬夜君も未歩相手ならやることやっちゃえるでしょ?」
「なぁ!?!?/////」
やることやっちゃえる!?
確かにキスシーンとか他の人の見なくても大丈夫だけど…
体育館でそれをやるのは…!!
「ねっ!!冬夜君、未歩がシンデレラ役でいいでしょ?」
真理が冬夜にそう聞く。
「あ、うん。全然問題ないよ。」
ニコッと笑って承諾しはじめた冬夜。
「ほら、王子様がこう言ってんだから決定でしょ!!」
「そうだな!!助かったよありがとう田所さん!!」
嘘ぉ───!!!!
本当に私がやるの!?