俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
「この靴を履いてみてもらえませんか?」
「はい。わかりました。」
いよいよクライマックス…
シンデレラと王子様が幸せになるところ。
ここも冬夜と練習したな〜。
なんとなく覚えてる…
「やっぱりあなただったのですね、シンデレラ…」
そう言って冬夜は私の手をとり、真剣に見つめてくる。
お芝居だとわかっていてもドキドキする私。
恥ずかしい…
顔が真っ赤になる…
そんな私を見て冬夜はクスッと笑い、
「僕と結婚して下さい。」
なんて…普通こんな格好いい人に言われたら耐えられないよ…
「喜んで…」
私がそういった途端、冬夜は私をヒョイっと持ち上げた。
わっ…は、恥ずかしい…///