俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-



「…すっ…すみませんでした!!」



あ……本田君!?



ペコッとお辞儀をした本田君はスタコラサッサと校舎裏から消えていった。










ふぅ〜…とりあえず助かったぁ〜…




「冬夜ありが…「お前バカ?」





でたぁ!!本物の冬夜め!!!


「ばっ…バカって何!?」



私ががそう言うと冬夜は私の肩から手を離して、私を壁に押し付ける。



「ちょっ、ちょっと…」



「手紙で呼び出されたからってノコノコついていくとかバカ以外の何物でもないだろ。」




2年経っても相変わらずのこの口調は直らない…



「だって手紙の内容気になるじゃん!!」



「アホかお前は。手紙で校舎裏っつったら普通告白かリンチだろうが。
今回は告白だったからいいけど、相手男なんだからこんな人気のないところに連れ込まれたら何されるかわかんねぇだろ。」




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