俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
†冬夜家
一階のリビングに行くとこれまた広い…
下はじゅうたん…
上はシャンデリア!?
なんなんだろう本当にこの家は!?
家じゃないよね!?お城!?
「母さん。」
そう言って冬夜の視線の先には、柚希さんと綺麗な女の人が。
「あら冬夜じゃない!!お帰り〜!!」
「あぁ。ただいま。」
もしかしてこの人がお母様=理事長!?
すると理事長が私に目を向けた。
「あらっ!!可愛らしいお嬢さん♪」
「あっ、えっ…あのっ!!初めまして!!田所未歩と言います!!冬夜…君とお付き合いさせていただいてます!!」
「うふふ、知ってるわ♪冬夜から話聞いてたから♪そんな固くならないで?」
「いえっあの…急に押し掛けてすみません!!しかも手土産とかも全然用意できなくてっ…本当にごめんなさい!!」
私は必死にペコペコと頭を下げまくった。
だってどうしていいのかわかんないんだもん!!