俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
「黙って抱き締められとけ。」
「もう…」
本当、どこまでも俺様口調だしさ…
いいんだけど…
「未歩。」
ドキッ
耳元で冬夜の低い声が聞こえドキドキする。
ただでさえ抱き締められて緊張してるのに…//
「な、何…?」
「これからは不安になる前に絶対俺に言え。
じゃないとお前勝手に暴走するからこっちが焦るんだよ。」
「う……わかりました…」
もう今回のようなことはしません…
「冬夜…」
「…………」
「冬夜…?」
冬夜を見るとスースーと寝ていた。
いっつも余裕そうな冬夜も……焦ってくれたってことなのかな…?
「ふふっ…おやすみ冬夜…」
私は冬夜とくっつきながら一晩を明かした。