俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-



「あぁ。」



「あ、そうなんだ…」



「お前らは何やってたんだよ?」



「あ、えっと…ファミレスでお茶…?」


「と、渉さんの追跡よ!!」



「は?渉さん?」



何で?といった顔で聞く冬夜。




私はお兄ちゃんが帰ってきてからの行動がおかしいことを2人に説明した。




「本当はこの後もしようかなって思ったんだけど…話に夢中になりすぎちゃって…」


「はぁ?お前ただのアホじゃん。」



うっ…



「で、見てた限りでは何もなかったのよね〜。」



「つーか追跡とかすんのもう止めとけよ。」


「え?」


「妹と昔からの知り合いだからって追跡されんのは誰だって嫌だろ。それにいくら兄妹でも渉さんも大人なんだから話せないことだってあるんじゃねぇの?」


「そうそう冬夜の言う通り!!男には隠し事の1つや2つあるだろ!!」


「って亮馬、あんたあたしに隠し事してるんじゃないでしょうね!?」


「え!?ば、バカ!!俺の話じゃねぇって!!真理には何でも言ってるって!!」




でも冬夜と亮馬君の言う通りだよね。


追跡なんてしちゃいけなかったよね…


離れて暮らしてる分、知らないことも増えちゃうのは仕方ないことだし…



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