俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-


「うん、わかった…ごめんなさい…」


「ん。」



そう言って冬夜は私の頭にポンッと手をのせた。




「あ、あたしもごめんなさい…」


「わかればよし♪」



亮馬君がそう言うと真理の頭をクシャクシャと撫でていた。





「じゃ、ここで解散するか。俺、未歩送ってくから。」


「りょーかい!!次会うのは学校だな!!またな〜!!」



「未歩じゃあね〜!!また連絡してよね〜」



「うんっ、じゃあね!!」



「未歩行くぞ。」



「はーい。」




冬夜は私の手を握って歩き出した。






「何買い物してたの?」


「あぁ…服。」


「へぇ…冬夜ってさ、なんでも…」




………って言うのやめとこ。


『なんでも似合うから何買ってもかっこいい。』


なんて言ったら意地悪されるに決まってる…




「なんでも…なんだよ?」


「な、な、なんでも…ない?」


「嘘だろ?」


「え゛!?何で!?」


「顔に『嘘です。』って書いてあるから。」


「……か、書いてないよ!!」


「俺には見えんだよ。」




うぅ…冬夜には絶対嘘つけないじゃん…



まぁつくこともそんなに無いんだけど!!




< 212 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop