俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
「うん、わかった…ごめんなさい…」
「ん。」
そう言って冬夜は私の頭にポンッと手をのせた。
「あ、あたしもごめんなさい…」
「わかればよし♪」
亮馬君がそう言うと真理の頭をクシャクシャと撫でていた。
「じゃ、ここで解散するか。俺、未歩送ってくから。」
「りょーかい!!次会うのは学校だな!!またな〜!!」
「未歩じゃあね〜!!また連絡してよね〜」
「うんっ、じゃあね!!」
「未歩行くぞ。」
「はーい。」
冬夜は私の手を握って歩き出した。
「何買い物してたの?」
「あぁ…服。」
「へぇ…冬夜ってさ、なんでも…」
………って言うのやめとこ。
『なんでも似合うから何買ってもかっこいい。』
なんて言ったら意地悪されるに決まってる…
「なんでも…なんだよ?」
「な、な、なんでも…ない?」
「嘘だろ?」
「え゛!?何で!?」
「顔に『嘘です。』って書いてあるから。」
「……か、書いてないよ!!」
「俺には見えんだよ。」
うぅ…冬夜には絶対嘘つけないじゃん…
まぁつくこともそんなに無いんだけど!!