俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-



「…とにかく蘭を家に送ってくるから!!未歩は家で待ってろよ?」


「はあい…」




「もう渉ってば、いることくらい伝えてくれてもいいのにさ〜」



「ぁあ!!わかったって…じゃあ冬夜、未歩のことよろしく。」



「はい。」





まだグチグチ言っている蘭さんを連れて遠ざかっていった。







「ビックリしたよ〜…まさかあのお兄ちゃんに彼女だなんて…」


「そうか?渉さん普通にモテそうだし…」


「でもつくらなかったんだよね…なんで今までつくんなかったのかなぁ?」


なんて考え込む未歩。






それは未歩のことが心配だったからだろう。


きっと彼女なんてつくってたら、せっかく帰ってきても家を空けることが多くなるから。



さらに未歩に寂しい思いさせるって思ってたからじゃないかと思う。



それが未歩のこと考えて出した結果だったんだよな…



渉さんは俺に未歩を任せると前に言った。



そこで俺に未歩の全てを託してくれたから自分も心配しなくて大丈夫だって思ったんだろうな。







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