俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
「そうだ、」
「え?何?」
「俺、明日実家帰ることになったから。」
「…え?そうだったの?じゃあ学校は?」
「明日は休むことにした。親父と進路のことで話し合いあってさ…」
「そっかぁ……じゃあ明日は会えないんだね…」
シュンとする未歩。
そんなに不安そうな顔するなよ…
未歩のそういう顔見たら離れたくなくなるんだ。
俺は未歩の頭に手をポンッとのせて撫でた。
「話し合ったらちゃんと戻ってくるから心配すんなって。ちゃんと待ってろよ。」
「…うん!!大丈夫だよ♪気をつけて行ってきてね!!」
「おう。じゃ、またな。お前も勉強さぼんじゃねぇぞ!!」
「なっ…わ、わかってるよ!!」
「ふっ…じゃあ行ってくる。」
そう言って笑いながら俺に手を振る未歩に背を向けて実家に向かった。