俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
よし…賭けに出よう!!
「ふ、普通…私より生クリームの方が甘いでしょ!?私が甘いなんてことないもんねっ!!」
どうだっ!!!
「……何急に?」
滅多に反抗しない私を不審な目で見る冬夜。
「冬夜味覚おかしくなったんじゃないの〜?」
ふっふっふっ〜♪
「お前…俺にそんなこと言っていいと思ってんの?」
冬夜がケーキを持ったままジリジリと近づいてくる。
いつもなら謝ってたけど…
今日は…ま、負けないんだから!!
「な、何よっ!!」
冬夜に追い詰められ、壁に押し付けられる。
「……今日は随分反抗的なんだな?」
「…いっつも大人しくしてると思ったら大間違いよっ!!!」
「…………へぇ?面白いじゃん。」
ニヤッと笑った冬夜は何かを企んでいるようだった。