俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
俺は未歩に電話をかけた。
《もっ…もしもしっ!?!?》
なんだ?なんか慌ててないか?
「あ、俺だけど。今からそっち行くからちゃんと鍵掛けて待ってろよ。」
《………》
「おい?」
《…ねぇ…やっぱり今日やめない?》
「は?」
なんでだよ?どういうわけ?
「お前昼あんなはしゃいでたじゃん。なんかあったわけ?」
《いや…何も無いんだけど…その…ほら、用事できて…!!》
随分歯切れ悪いな…
「俺との約束蹴っといて用事?そんなんで俺が納得すると思うか?」
《う…あ………》
「とにかく、今から行くから。ちゃんと説明しろ。」
《あっ!!ちょっと冬……》
ブチッ
未歩のあの態度…
なんかあったな?
わかりやすすぎんたろ…
とりあえず納得いかねぇ。
俺は生徒会室の鍵を閉めて学校を出た。