俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-



「冬夜っ」



机を整理していた冬夜は、私の声が聞こえて顔を上げた。





「ん?どうしたの?」




ニコニコしてる冬夜…




「あの…さ、これから真理と亮馬君と4人でカラオケ行かない!?」



「………」



ニコニコ笑っていた冬夜の顔が急に険しくなった。



うっ…やっぱり予想通りの反応だったか…





「悪いんだけど…今日も生徒会なんだ。だから行くなら3人で行っといで。」




また生徒会かぁ…


ここのところ一緒に帰れてない気がする…


寂しいな…



って思うのは私だけ?




「未歩?」



「えっ…あ、ご、ごめんっ!!じゃあしょうがないよね!!3人で行ってくる!!」



「ごめんな?」



「大丈夫だよ!!生徒会頑張ってね♪」







冬夜と一緒にいる時間が短くなるほど不安になってくる。


それでなくてもモテるし…


だからって寂しいって言って冬夜の生徒会の邪魔もしたくないんだよね…









私は真理と亮馬君が待つ玄関に急いだ。




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