俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
「おい未歩、起きろよ。帰んぞ。」
「んん〜…」
起きねぇし…
「未歩!!ほら目ぇ覚ませ!!」
俺は思いっきり未歩の肩を揺らした。
「はれぇ〜?とぉやぁ〜?おいっすれす!!」
未歩はビシッと俺に敬礼するとそのまままた寝始めた。
おいっすれすって…
呂律回ってないし…
「未歩、ほら帰るから乗れ。」
俺は未歩に背中を向けた。
「ん〜?へへへへ〜♪あい!!」
ようやく動いた…
「じゃ、帰るわ。2人ともありがとな。」
「いえいえ♪」
「気を付けろよ〜」
俺は未歩をおぶってカラオケ店を出た。