俺様と落ちる恋!!??-Ⅱ-
「冬夜ここんとこ生徒会ばっかで…グスッ…一緒に帰れてないしっ…告白されたって聞いて…その子のとこ行ったらどうしようとか考えたら不安だよぉ…うぅ…」
「未歩お前…」
悩んでたのか?
「私冬夜のこと好きなのにっ……冬夜が離れちゃったらどうしようって考えたら寂しいよ〜……」
「未歩…」
そうか…確かにここんとこ全然未歩に構ってやれなかったのかも…
未歩いつも家に1人なのに、遊びに来ても泊まらないで帰ってたし…
少し自分勝手だったか…
俺は未歩をそっと抱き締めた。
「グスッ…冬…「離れねぇよ。」
「え…?」
「お前のとこから離れねぇよ。離れるわけないだろ。つか離さねぇし。」
「とぉやぁ〜…」
ったくこいつは…
「つーか俺の方がお前が離れねぇか心配なんだけど。」
「グスッ…離れないもん…」
へぇ?素直じゃん。
こいつ酔ったら何でも喋るな。
でもこれが未歩の本音なんだと思う。