あいらぶゆう~AI love YOU~
入り口付近に立っている優は、
髪の毛に少し雫が付いている。
「俺、外に出てる」
「は? なんで?」
結構雨降ってるし、今外に出たら風邪引いちゃうよ。
「なんでって・・・」
「それより、優濡れてんじゃん。こっち来て座ったら?」
何も考えず優を呼んだ。
少し溜息をついて、あたしの隣に座った優
その時、あたし・・・何やってんの!!!
自分で自分を責めた。
だって、優が座った場所はあたしの隣。
・・・いや、離れて座るのもおかしいけど!
ち、近くね!?