あいらぶゆう~AI love YOU~
バッと立ち上がって、
気付いたら走り出していた。
「おいっ!愛!!」
後ろで優があたしを呼ぶ声が聞こえる。
でもそんなこと気にしてられない。
優の声を無視して、どんどん森の奥へと進んで、しばらく走るとあたしは走ることをやめた。
空に顔を上げると、顔に雨が打ちつけられる。
あたし、おかしいよ・・・
『俺が襲うわけねーだろ』
なによ。襲われても迷惑だってーの。
なのになんで・・・・・
あたしこんなに傷ついてるの?
まさか、あたし・・・・・・優の事・・・