あいらぶゆう~AI love YOU~
そんなあたしの気を全くわからない千夏たちは、あたしを立たせて船のあるところまで連れて行かれた。
「あれ? 優?」
「・・・・何?」
「なんか顔赤くね?」
「別に・・・・・・」
あぁ、しんどい・・・
後ろで交わされていた会話。
意識もうろうとしていたあたしは、気付く訳もなかった。
「愛大丈夫? 辛いならあたしにもたれていいよ」
「ん。ありがと」
波で揺れる船の上。
あたしはさっきあった出来事を思い出していた。
冷静に考えると、あれって
キ ス ?