あいらぶゆう~AI love YOU~
学校を出て数分。
あたしの手には、ガムテの入った袋。
と、内緒で買ったお菓子。
予算で買ったしバレたら殺されるかな・・・・・・
ま、それはそれで考えよ。
スキップしちゃいそうな所を抑えて、学校までの道を戻る。
いつお菓子食べようかな?
今食べちゃおっかな♪
「あっ!愛さん♪」
少しニヤける顔を抑えてた時、
後ろから聞こえた声にあたしの体は固まった。
「・・・・・・波さん・・・」
「やだなー。“波”でいいですよ~」
「あはは・・・・」
最近頭の90%を占めていた人物の登場にあたしの笑顔は引きつり気味。
何でここに居るのよ!?
素直な感想が出る。
あたしって性格悪い?
いやぁああああ・・・
「波・・・・・ちゃん」
「なんですか?」