あいらぶゆう~AI love YOU~
遅すぎた想い
「愛、大丈夫?」
「んー・・・・・・・」
黒板の端には、
『文化祭まであと3日!!』
の文字が書かれている。
みんなが忙しそうにしてる中、
仕事がなくてヒマな千夏と
朝からミスしまくりで、
クラスのみんなに
『愛はもう何にもするな!』
って言われてヒマなあたし。
邪魔にならないようにと
窓側1番後ろに追放されて、早小1時間。
あたしの異変にすばやく気付いて
話を聞いてくれた千夏。
てゆうか、無理やり言わされた。
「どうすんの? 愛」
「なにが?」
「あんたのLOVEについてだよ!」
ピンッとデコピンを食らったあたし。
痛ぁい・・・・・(泣)
「どうだろう・・・・」
「“どうだろう”って・・・・・」
「あたしどうしたらいいの?」
「どういうこと?」