あいらぶゆう~AI love YOU~
「俺たち、付き合うことになったんだ♪」
「うそ!!! おめでとう!」
がばっと、立ち上がって手を叩いた。
「・・・・・え!?」
今まで黙ってた優が口を開いた。
「ん? どしたの優?」
振り返って優を見るも顔を逸らして、
「いや・・・・別に」
って、なんだ? へんなの。
それより! 今はコッチだ!
「いつから!? てか、なんであたしなんかに教えてくれるの!?」
きゃーきゃー興奮しながら、
要君と秋穂さんを見つめる。
2人とも顔を赤くして、
なかなか言ってくれない。
かわいい・・・・じゃなくて!
「おーしーえーてーよー!!」
「えっと、仲森にはあきの事ちょっとだけど言ったし・・・
一応報告、ってことかな?」
「こんなこと仲森さんに言うのも迷惑だって言ったけど、純がどうしてもって・・・すみません」
「いえいえ! 迷惑だなんてそんなそんな!」
「な? 一緒に喜んでくれたじゃん」
「もう! 純、ちょーしに乗るな」
「あきだって、黙ってたじゃん」