あいらぶゆう~AI love YOU~
「お前さぁ、
好きな奴出来たとか嘘なんだろ?」
え・・・・・?
笑っていたあたしの顔から笑みがなくなる。
「なんだお前?
要が駄目なら俺に乗り換えようってか?」
「な、なに言ってんの・・・?」
口元は、笑ってる。
でも、目が笑ってない・・・・・・
“怖い”とも感じさせる、
そんな表情だった。
「要に彼女が出来て、代わりに俺だろ?」
「そんな、違ッ・・・・・きゃあ!!」
あたしの横にあった机に押し倒された。
背中には机。
目の前には優。
両手首は顔の横で優につかまれてて、
突き飛ばす以前に身動きが取れない。
「なぁ、そんなに要が好きか?」